こんにちは。
優しいあなたの人生幸転サポーター、
レイキセラピストの宮地ともこです。
「いただきます」という挨拶は「命を頂きます」という意味だとも言われています。
わたしたちの食べるものは、ほぼ全てが命あるもの。命を体内に取り入れてわたしたちは生きています。そのことに対して手を合わせて感謝する。それが「いただきます」なんですね。
ものを食べるとき、わたしがときどきやっていることがあります。その食べ物が生まれ、育ち、収穫され、輸送、販売、調理などさまざまな過程を経て今自分の目の前に至る、その旅路をありありと思い描くことです。
お日さまの恵み、雨の恵み、大地の恵み、
お百姓さんの愛情をたっぷり受けて育ったお野菜が、
流通網を経て、店頭に並び、それをわたしが買い、
調理して器に盛り、目の前に。
わたしが食べると、その食べ物は「わたし」の一部になってくれます。ついこの前まで別の生き物だったニンジンさんが、
わたしの空腹を満たし、体内を巡り、栄養や活力を届け、腸内の環境にも貢献して、体外へと去っていきます。
農産物でも、加工食品でも、もともと命であること、そして自然の恵みとたくさんの人の手がかけられ、愛がこもっていることにはかわりありません。
よく、甘いものは良くない、油は良くない、小麦や乳製品も、と言われる昨今。
ご自分の体調と食べ物の関係を観察することは大事ですが、いたずらに不安になると本末転倒です。
その食べ物を敵視してしまったら、そこにあるプラスのエネルギーを受け取ることを拒否してしまうことになるからです。
劇症の食物アレルギーのある方は別と考えて、お医者様の指示にしっかり従ってくださいね。
全ての食べ物、100%身体にいいものは存在しません。生きるのに不可欠な水や塩でさえ、摂り過ぎれば命に関わります。
例えば食塩の致死量は成人で約30〜300g。スーパーで1キロの食塩を買ったら、それは3人から30人以上の命を脅かしかねない毒なのですね。
どんなものも100%善、100%悪ということはなく、微妙に反対の要素も含まれているもの。「上手く付き合う」「自分に力をくれる方にフォーカスする」ことが大切なんじゃないかな、と思います。
もし小麦と砂糖と油と乳製品たっぷりのお菓子を食べるとしたら、
「身体に悪い!こんなのを食べていたら寿命が縮む。絶対ダメ!」
「ああ、怖いけど食べちゃった!やめられない自分はダメだなー。」
こんなふうに考えるのか、はたまた、
「このお菓子ができるまで、たくさんの命と人の愛情があって、そのパワーが詰まっているんだな。食べ過ぎに気をつけつつ、感謝して頂こう。」
こんなふうに捉えるのか。
どちらでもわたしたちは選択することができます。
でも後者の方が食べ物からもらえるエネルギーが格段に高いです。高カロリーっていうことじゃないですよ(笑)。私たちに笑顔や元気をくれる、ということです。
人間関係と一緒で、人を呪わば穴二つ。相手を憎み嫌うと、そのエネルギーは自分に返ってきてしまいます。
つまり、人は他人を嫌いながら自分を好きになるのは難しいということ。特定の食べ物を蛇蝎のごとく嫌いながら幸せになるのは、実は至難の業なのです。
無理に好きにならなくてもいいので、白黒ジャッジから少し遠ざかって、相手の中に必ずある良いところに目を向けていきたいですね。
言うは易し、行うは難し!
だから食事の前に「いただきます!」
自然の恵みに、命に、関わってくれた人の愛にありがとう。
そんな習慣からも自分を整えることができる日本の文化、素敵ですね。
わたしたちのご先祖が生活の中で自然と向き合い感じ取ってきたいのちのエネルギーをもとに、大正時代に臼井甕男さんという方が体系化した、日本古来の「幸せメソッド」日本伝統式レイキ。
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