AIの目覚ましい普及

こんにちは。
優しいあなたの人生幸転サポーター、
レイキセラピストの宮地ともこです。
東京都葛飾区で、日本伝統式レイキの癒しと学びをご提供しています。
AIは使っていますか?チャットGPTとか、いろいろありますよね。
今までネット検索していたお料理レシピも、購入する家電の比較検討も、わたしに合ったダイエット方法も、AIに頼めば簡単に答えを出してくれます。
あとは、ブログ投稿用の文章や作詞作曲、画像や映像の作成、相談相手、お仕事の時短や効率化などに活用されている方も多いですね。そのほかにも気付かないけれど生活のいろんな場面でもAIの恩恵にあずかっています。AIなくしては成り立たないのが現代のわたしたちの暮らしです。
AIは人間を超える?
一方で「AIが人間を超える」「人間を脅かす」「人類を滅ぼす」などといううわさを聞くこともあります。恐ろしい話ですが、そんなことは本当に起こるのでしょうか。
現に今まであった多くの仕事がAIに取って代わられつつあり、不安を感じている人も多くいます。一度できてしまったAIというもの、急になくすわけにもいかず、これからどう付き合っていけばいいのでしょうか。
AIに聞いて来店された方が見てくれたもの
先日サロンに初めて来てくださったお客様。そのルートが初めて見るケースでした。
「チャットGPTに聞いたら、ここを勧めてくれたんです」
ちょっと驚きでした。おすすめされたのはその方がAIに入力した「キーワード」(たとえば地域条件など)にもよるとは思います。でも、うれしかったのはそのあと。
「都心のサロン二つとこちらの計三件出てきたのですが、ホームページを読んでこちらに決めました」
ホームページ(ウエブサイト)は役立つ情報、ビジネスの説明、ブログ、問い合わせフォーム、挨拶や顔写真などで、内容の充実を意識して制作されています。
この「コンテンツ」の部分はAIが拾ってくれるものです。
でも、案内された先のページからにじみ出る「いい感じ」「気が合いそう」といった「雰囲気」は人間にしか感知することはできません。AIはそれを拾い上げてはくれません。
サロンに来てくださったお客様は、AIに聞いたものの最終的にはわたしのホームページを見て決めてくださった。それはこうした「目に見えないもの」を確かにとらえてくださったからなのです。
AIが調べて提供してくれる情報は、ユーザーの「入口」となってくれます。
そして「出口」となるのはHPににじみ出る数値化できない情報。
ここから人間とAIのそれぞれの得意分野と可能性がはっきりと浮かび上がってきます。
AIと人間の得意分野
AIの得意分野と言えば情報の正確さ、速さ、量など「数値化できるもの」です。オンかオフ、1か0の世界にあるコンピュータですので、数値で表せないものは表したりキャッチしたりすることは不可能です。
人間はこうした「数値化できるもの」も取り入れたり表現したりすることはできますが、機械に比べるとその能力は圧倒的に劣ります。これは間違いない事実です。
ところが人間にはAIにない長所があります。それは数値化できるか否かにかかわらず、「五感」を使って体験、体感できるということです。そしてその感覚により理解や共感、想像や創造といった世界をひろげていけることです。
言葉を変えれば、AIは正否、有無などの二元論の世界に生きており、わたしたち人間は豊かさ、多元論の世界に生きている、とも言えますね。
比較により際立つ「人間性」
さらにAIと人間の比較をしていきましょう。
二元論の世界に生きるAIにとっては、間違いや欠点はあってはならない致命的なものです。バージョンアップにより古いものはどんどん淘汰されていきます。
その点、人間は違います。失敗や短所は克服しようとすることで経験値が付きますし、短所を持ったままでも「人間らしいね」「憎めないね」と愛されたりします。逆に完ぺきな人といると息が詰まるような感じさえしますね。
そして人にはそれぞれ得手不得手があるもの。「わたしの不得意」は「誰かの活躍の場」、そして逆もまた真なりです。でこぼこの「ぼこ」の部分はなくそうとしなくても人間同士の助け合いのための受容体となりうる、ここにわたしは人間の素晴らしさと可能性を感じるのです。
競争より共創
ここでまた「AIに人間が脅かされる」という恐れについて考えてみましょう。
AIとて人間が作り出した道具にすぎません。ほかの道具同様、使い方によっていい結果も悪い結果も引き起こします。鋭利な刃物を使っておいしい料理を作ることもできれば、他者を傷つけることもあり得ます。おいしい食べ物も量を間違えれば健康を害し、死に至ることだってあるのです。それは刃物という存在が悪いのでもなく、食べ物が悪いわけでもないのです。
つまりAIとの未来像もAIという存在の良し悪しにかかっているのではなく、わたしたち人間の心の在り方にかかっているということです。自分の心を穏やかに整えておくことが何よりも大切です。
AIの得意分野は、実は人間ができることのうち「数値化できる分野だけ」です。その狭い範囲では人間を凌駕しています。競争して勝てる相手ではありません。
ただ、それ以外の分野ではまるで使い物になりません。できているように見せることはできても、それは模倣であり、偽物です。心や体温、エネルギーを感じられないから、そこにわたしたちは言いようのない違和感を覚えます。
でも、上でも書いたように、得手不得手はあっていいもの。お互いを尊重して活かしあえばいいことです。競争より共創です。
AIがあるからこそ、わたしたちは人間としての素晴らしさを再認識できるし、
AIがあるからこそ、数値化できる部分は少しお任せして、その分わたしたちは豊かさをひろげるのに注力することもできると思います。人間にしかできない、目に見えない温かさをのせた行動、労いや思いやり、感謝や祈りをひろげることです。
競争、共創、協奏、狂騒?
AIとの未来、あなたはどのように描きますか。
まとめ
人類の歴史に登場してまだ日の浅いAIという道具。
どう使うのがいいか、どんな発展をしていくのかしっかり見極める必要はありますが、自分の求めるものが何なのか、それがはっきりしていてぶれなければ恐れる必要はないと思います。
10年もすればAIは今想像もできないほど生活に入り込んでくると思います。その時、あなたは彼らとどんな世界を創造していきたいですか。
今の意識がその世界を作ります。想像もできないことは創造できないとも言います。豊かで生きやすい世界を創っていきたいものですね。
東京都葛飾区のレイキサロン和手や(にこでや)で、心身を調え、し合わせな人生に導く日本伝統式レイキの癒しと学びをご提供しています。
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